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15.師走 ~今年を表す漢字はやっぱり「金」

 校長室だより第15号です。師走に入り、日が暮れるのも本当に早くなり、今日はここ山元でも小雪がちらつきました。

 

 12月3日に体育館で生徒会役員の任命式がありました。あれからもう一年、はやいものです。昨年も思いましたが、新役員一人一人に任命書を授与しましたが、みんな神妙な面持ちで、返事や挨拶からも役員としての決意が窺えました。聞いている中学部と高等部の生徒の姿もとても立派でびっくりしました。校長をしていてこのような任命式ができて、本当に誇りに思います。旧生徒会長から新生徒会長に腕章が引き継がれました。伝統は脈々と続いていくのでしょう。詳しい模様は写真付きで学校ブログに掲載されていますので、ご覧下さい。

 

 12月6日には、地震・津波想定避難訓練が行われました。避難経路を確保し、第一次避難・第二次避難と段階を踏んで、しっかりと避難を完了できました。震災以来、様々な職場で地震想定の訓練を体験してきましたが、本校は本当に緻密に計画され、訓練もスムーズに行われています。防災主任をはじめ、先生方の尽力に頭が下がる思いです。「被災地」の学校としてこれからも防災教育に力を入れていきたいと思います。忘れた頃にやってきますが、能登は忘れないうちに災害が再びやってきました。

 

 12月10日には、県庁やマナウェル宮城から指導主事を講師にお迎えし、ひまわり教室・あすなろ教室それぞれ授業を公開し全学部の先生方で勉強をする一日となりました。準備を進めてきてくれた先生方、特に授業を公開いただいた先生方に敬意を表します。

 

 今日は1年をふり返る「今年の漢字一字」が「金」と発表されました。昨年は「税」でした。今年もいくつか予想されてましたが、パリ五輪での日本選手が多くの金メダルを獲得したこと、お金に関する事件事故も多かったこと等が理由だそうです。過去にオリンピックが行われた年は、日本人選手の活躍があって「金」という字が選ばれていて今年が5回目だそうです。毎日元気に仲良く一歩ずつ頑張っている本校の児童生徒一人一人に金メダルをあげたいと思います。来年がいい年であるように祈ります。冬休みまであと一週間です。

令和6年12月12日 山内