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校長ブログ

25.12月

 12月です。全校集会も終わり児童生徒は冬休みに入りました。もう令和7年も終わってしまいます。それにしても、この年齢を重ねるごとに月日の経過する時間が加速していく感じは、いったいなんなのでしょう。もはや絶望感しかありません。

 いきなり嘆きから入ってしまいましたが、大きな事故もなく冬休みに入ることができたのも、保護者の皆さまの御協力のおかげ、また、地域の皆さまの温かな御支援のおかげ、そして、本校教職員の頑張りによるものと、深く感謝申し上げます。ありがとうございます。

 子どもたちにとっては、このあとは、クリスマス、お正月と大きなイベントが続きます。子どもだけではなく、年の瀬を迎えて、大人の中にだってなんとなく心がざわつくような感覚を覚える人も少なからずいるのではないでしょうか。

 この季節になると幸せな記憶がよみがえってくる人も多いでしょうが、当たり前ですが世の中そのような人ばかりではないでしょう。寒さに震え、空腹に耐え、孤独に耐え、クリスマスや年末年始のごちそうなどとはほど遠い生活を送っている、そのような人たちも当然いるわけです。

 そのような人たちにもあたたかい支援の手が伸びてくれることを、そして少しでも苦痛が癒やされることを願わずにはいられませんし、そのような社会こそが、全ての人々が安心して暮らせる社会なのではないかと思います。

 さて、児童生徒達には冬休み前の集会で、「冬休みにしかない出来事を楽しんでほしい」ということと、「規則正しく生活して1月8日には元気に学校に来てほしい」ということを話しました。季節を意識し、その季節のイベントをしっかりと楽しむことは将来に向けて大切なことです。四季の区別が怪しくなってきた最近の日本ですが、冬のイベントにはやはり、キリッと澄んだ冬の空気がつきものだと思っています。冬らしい、それでいながら穏やかな年末年始となることを願って今回のブログを閉じたいと思います。

 それではみなさま、よいお年をお迎えください

(立体的な画像になった本校マスコットキャラクターやまりんです!)