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10.未来へはばたく学校祭 ~建学の精神「師弟和熟」~

 校長室だより第10号です。9月13日(金)、彼岸近くにもかかわらず、この日も最高気温は30度を超える暑い日でしたが、やまりん集会を開催しました。ひまわり教室もあすなろ教室も、小学部から高等部の全校児童生徒が体育館に集まり、9月28日(土)の学校祭で披露する作品の共同制作を行いました。チームごとに集まって学校祭のテーマ「未来へはばたく学校祭」大きな虹が描かれた横断幕にそれぞれオリジナルの鳩を貼り付けて作りました。この全校生徒手作りの横断幕は学校祭で体育館中央に掲示します。集会の様子はこのHPにも掲載されています。ご覧ください。

 

 ところで、タイトルにありますとおり、本校の建学の精神は「師弟和熟」とされています。70年ほど前に宮城病院内の大人と子どもの患者同士が学び合ったことに由来しています。ですから、学校祭でも児童生徒と職員がお互いに力を合わせ、また学校祭にご尽力いただいたすべての方々お一人お一人のお力もいただきながら未来にはばたく学校祭を目指しています。

 

 さて、彼岸前は「本当に暑さ寒さも彼岸までなのかな?」と思っていましたが、暑さも連休中の雨で和らぎ、昨日今日と最高気温は20度ほどで、秋の気配が感じられます。虫の声も大きくなりました。新米も出まわりはじめました。今日は学校祭総練習で児童生徒の本番に向けた真剣な練習風景を目の当たりにしてとても感動しました。さらにあと二日間練習を重ねていきます。

 

 スポーツの秋です。海の向こうで、大リーグの記録を更新している東北岩手県出身の野球選手の活躍が連日報道され続けています。大谷翔平選手です。彼は昨年、日本中のすべての小学校にグラブをプレゼントしてくれました。もちろん本校にも。右利きだけでなく、左利き用の二種類。「野球しようぜ」と直筆のメッセージもありました。本塁打と盗塁の数が今日現在53-55ですが、その記録よりもグローブのことや、試合中の振る舞い、談話の内容・姿勢等に大いに惹きつけられます。十月が楽しみです。

令和6年9月25日 山内