20.今週はみやぎ鎮魂の日と本校卒業式と合格発表
校長室だより第20号です。3月に入っても雪が降ったり、寒い日が続いたりしましたが、今日の気温は15度を超え春らしい陽気です。
3月11日は震災から14年目を迎えた「みやぎ鎮魂の日」でした。県内至る所で追悼の行事が行われました。本校でも半旗を掲げ14時46分に黙祷をしました。震災では多くの方が亡くなりました。まだ行方不明の方もおります。心のケアが必要な方も多くおります。忘れてはいけない日です。お隣岩手県大船渡市では今月初旬まで大規模な山火事があり、大きな被害を受けました。テレビで報道された現地の方は「なして、おらいばり。」(なぜ、この地域だけ震災や火災が続くのか)と呆然としていました。大船渡には高校時代の親友もいます。心からお見舞い申し上げます。
今日3月13日卒業式は前夜までの雨が嘘だったかのように晴れ、良き日の旅立ちでした。あがらない雨はないのですね。あすなろ教室5名、ひまわり教室10名の計15名の卒業式でした。一人一人に証書を手渡しました。式辞はいつもの繰り返し、校訓「元気に」「仲良く」「一歩ずつ」について、最後は旅立ちの日と校歌斉唱。本校の校歌は本当に心に響く良い歌です。小中の卒業生は4月から本校中学部高等部に進みますが、高等部の卒業生はそれぞれの道に進みます。卒業生と保護者の方々を全職員で長い廊下を拍手で送りました。その後も、本人たちはもとより、保護者の方々も校門横の卒業式立て看板で記念撮影をして、別れを惜しんでいました。卒業生の無限の可能性を信じましょう。
午後3時からは、あすなろ教室の合格発表でした。あすなろ、ひまわりとも卒業した高等部生徒がいて寂しさがありますが、少人数であっても4月から入学してくる生徒もいます。出会いと別れを繰り返すのが学校で、そのたびに生徒も教師も強く、成長していくのだと思います。
山元名物、ホッキ貝とイチゴが旬を迎えています。たけだ魚屋さん、旬魚金八さん、田園さん、サザエさんが復活したつばめさん、道の駅夢いちごの郷移動販売のナポリタンとここ山元町は本当に美味しいお店が沢山あります。修了式まで登校日あと5日、心はかるく風にのせて頑張ります。
令和7年3月13日 山内