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校長ブログ

26.7月

 7月17日(金)に全校集会がひまわり教室は学校で、あすなろ教室は宮城病院の教室で行われ、山元支援学校は夏休みに入りました。児童生徒に大きな事故もなく夏休みを迎えることができたのも、本校教職員の力はもちろんですが、保護者の皆さまの御理解、御協力があってこそですし、宮城病院の職員の皆さまや地域の皆さま、スクールバス関係の皆さまや給食の調理員の皆さま、そして行政や福祉事業所関係の皆さまのお力があってのことです。皆さまに心より御礼申し上げます。

 全校集会ではここまでの振り返りや夏休み中にしてほしいことなどを話したのですが、何よりも強調したのは、夏休みが終わった後の8月24日(月)に、全員元気に登校してほしい、ということでした。

 海難事故や交通事故等で子どもが犠牲になるニュースが散見されます。事故に遭ったり病気になったりすることなく、夏休みを元気に過ごしてほしい。それが子どもたちに関わる者全員の願いだと思います。御家庭だけではなく、様々な場面で、私たち教職員も含む様々な方々が、少しでも目を配れるような社会であってほしいです。

 子どもたちだけではなく御家族の皆さまも健やかに過ごしてほしいですし、そして、本校の教職員にとっても夏休み中は休むことのできる機会ですから、教職員にもリフレッシュしてもらい、全員が8月24日(月)から元気に学校生活を始められることを願っています。

26.6月

 昨年度から月に一度ブログを書いていますが、過去のものを見直すと、とにかく時間が早く経つのを嘆いているものが多いことに、苦笑してしまいました。そして、6月の終わりに言いたいことは、やはり、もう2026年も半分が終わってしまう!ということです。

 時の流れを早く感じるようになったのは、いくつくらいからでしょう。やはり、社会人になった頃からでしょうか。なぜ大人になると時の流れを早く感じるようになるのか、Geminiに尋ねてみました。

「大人になると時の流れを早く感じるようになるのは、人生経験の比率や脳の処理の仕組み、日常の過ごし方が大きく関係しているためです。主に以下の3つの理由が挙げられます。
・ジャネーの法則
 フランスの哲学者ポール・ジャネが提唱した法則です。簡単に言うと、「体感時間は、それまで生きてきた人生の長さに反比例する」というものです。例えば、50歳の人にとっての1年は人生の「50分の1」ですが、10歳の子どもにとっては「10分の1」になります。つまり、年齢を重ねるごとに1年が人生に占める割合が小さくなるため、相対的に短く感じるようになります。
・新しい経験(感動)の減少
 子どもの頃は、学校の入学、初めての場所、季節の行事など、毎日が「初めての体験」にあふれています。新しい出来事は脳が情報を深く処理するため、記憶にしっかりと残り、振り返ったときに「時間が長く」感じられます。一方、大人になると毎日の生活がルーティン化し、処理する情報がスムーズに流れるため、記憶の引っかかりがなくなり短く感じてしまいます。
・脳の情報処理スピードの変化
 脳の神経科学では、新しい刺激を受けたときほど脳は活性化し、時間をゆっくり感じるとされています。大人になるにつれて脳が効率化され、省エネモードで情報を処理するようになるため、スピード感だけが増していく(=あっという間に感じる)と考えられています。」

 AIはあっという間に答えをくれるし、内容も今回はなるほどと思うのですが、それでも、心が慰められる内容ではないですね。大人になったんだから仕方がない、としか読めないからでしょうか。それでも、「新しい経験など心に強い印象を残す瞬間があると時間が長く感じられる」のではないか、とも思いました。

 そう考えると、教員という職業はそのような経験をすることが多い職業だな、と思います。1年ごとに区切りがあって、同じ授業をしていても目の前にいる子どもたちは常に違う子どもたちであることが多いです。同じ子どもたちであっても、クラスが変わって環境が変わったり、何よりも成長したりすることで、変化をし続けています。

 常に新しい刺激を受け続けますし、感動的な瞬間に立ち会える機会も結構あります。そう考えると、もしかすると教員の1年は比較的長く感じられるのかもしれません。ただし、これは他の職業と比較することが難しいので、私の勝手な思いつきではあるのですが。

 さて、今は教育実習の時期です。本校でも何名かの実習生が実習を行います。教員採用試験の倍率が落ち続けていると言われている昨今ですが、私の立場としては、教員という仕事の素晴らしさを伝え続けていくしかないのかな、と思っています。今回の話は、そのような話を実習生にするときの引き出しのひとつとしたいと思います。思いっきりネタバレしていますが。

26.5月

 1ヶ月に一度はブログを書こうと思っていたのですが、少しサボってしまいました。公開は6月になるでしょうが、これを書いているのが5月30日なので、一応よしということにしておきます。

 それにしてもあっという間に5月も終わりです。GWが終わってからは気温の上下も激しくて、今日5月30日は山元町でも29℃近くまで気温が上がっています。なかなか体調管理も難しいと思いますし、実際に欠席する児童生徒も多かったように感じています。そのような5月の最終土曜日、なぜ私が出勤しているかというと、本日は運動会だったからでした。

 先ほど無事に終わった運動会。本校では小学部と中学部のひまわり教室、小学部と中学部と高等部のあすなろ教室が合同で行います。(高等部ひまわり教室は障害者スポーツ大会に参加します)全員ではありませんでしたが、普段は病院で入院している重度の重複障害をもつあすなろ教室の児童生徒が10名近く参加しました。このような形で行事が行われている支援学校は県内でも数少ないと思います。

 保護者の皆さまにもたくさん来ていただき、児童生徒の普段とは違う表情や笑顔を見てもらえたのではないかと思います。張り切って取り組んだ運動会、児童生徒は皆満足そうな表情で帰宅していきましたが、疲れたのではないでしょうか。ゆっくり休んで、また来週から元気な顔を見せてほしいと思います。

26.3月

年度末の御挨拶

 

 あっという間の1年間でした。山元支援学校では3月13日には感動的な卒業式が、そして3月24日に修了式が行われ、春休みに入りました。児童生徒は元気に下校していきました。また、3月27日には離任式が行われ、令和7年度の学校行事をすべて無事に終えることができました。

 

 この1年間、大きな事故もなくここまで来られたのも、保護者の皆さま、宮城病院関係者の皆さま、地域の皆さま、スクールバス関係の皆さま、給食関係の皆さま、行政の皆さま、放課後等デイサービス関係の皆さまや福祉事業所関係の皆さまのおかげであると強く感じております。心より御礼申し上げます。

 

 とにかく、学校全体が温かい雰囲気に包まれているなあ、というのが山元支援学校で1年間を過ごしてみての私の感想です。学校がある亘理郡の比較的穏やかな気候のせいもあるのでしょうか。(そういえば今年度は一度も雪かきをしませんでした)

 

 卒業式を終え、9名の高等部の生徒が本校を去って行きました。人事異動も発表され、講師の先生も含めて11名の教職員が本校から去ることになりました。もちろん、4月には新たに入学してくる児童生徒もいますし、新しく赴任してくる教職員もいます。学校では毎年毎年たくさんの人の入れ替わりがあるものなのですが、どんなに人が入れ替わっても変わらない校風みたいなものも各学校にはあると思います。

 

 私が感じた温かい雰囲気が山元支援学校の校風であるならば、来年度もその温かさが、子どもたちを、そして、学校に関わるすべての人を包み込んでくれるよう、微力ながら力を尽くしてまいりたいと思います。

 

 改めまして、1年間ありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。

26.2月

 もう2月も終わり!?

 びっくりしました。1年の6分の1が終わってしまいます。

 山元支援学校では3月13日の卒業式の準備が始まりました。会場も本番さながらに準備され、その中で児童生徒は練習を行います。晴れの日に向けてしっかりと準備が進んでいます。

 前回のブログの終わりに、この冬は一度も雪かきをしていない、ということを書きました。それから一ヶ月。2月25日からの3日間は、ずっと小雨模様です。実は今年に入って降水量が限りなくゼロに近い、ということを新聞の報道で知りました。そういった意味では若干の恵みの雨とは言えるのかもしれませんが、それにしても2月の後半に雨とは、これもまたびっくりです。

 とにもかくにも、令和7年度を締めくくる3月が始まります。毎回同じようなことを書いていますが、児童生徒教職員みんなが元気に取り組んでいきたいと思います。

26.1月 新しい年に


 新しい年に、と言っても、すでに1月も終わろうとしていますね。冬休みが終わって児童生徒は元気に登校してきました。また、先日は高等部ひまわり教室(知的障害)の入学者選考と合格発表が行われ、来年度は新たに4名の生徒が山元支援学校高等部に入学してくることが決まりました。(あすなろ教室の入学者選考はこれからです)一方、高等部3年生の進路も決まり始めました。年が新しくなっただけではなく、来年度に向けての準備も徐々に進んできています。

 学校では年が明けると、その年度の終わりが見えてくるタイミングにもなるので、卒業していく生徒への思いと入学してくる生徒への思い、というようにさびしさに期待が入り交じる不思議な感覚を、私などは感じることが多いです。年度末年度始めという忙しくなる時期に向け、児童生徒教職員みんな元気に取り組んでいきたいと思います。

 今年は今のところ積雪は少ないようです。雪かきを一度もしていません。もともと山元町は積雪が少ないと聞いています。確かに仙台市内では少しの積雪があっても、学校に来ると路面が乾いているということもありました。昨年までは仙台市と言っても市の一番北にある宮城県図書館に勤務しており、昨年は雪も多かったこともあって、何度も雪かきをすることになりました。さて、今年はどうなるでしょう。もうひと月ほどは寒さも厳しいかと思います。皆さまも元気にお過ごしください。

26.1月 新年の挨拶

皆さま、明けましておめでとうございます。

 本年も山元支援学校をよろしくお願いいたします。

 天候的には比較的穏やかな年末年始だったと思います。どうか、今年一年が皆さまにとりまして、穏やかで喜びの多い一年になりますことを、僭越ながらお祈りいたします。

 本校には1/8(木)から児童生徒達が登校してきます。皆が元気な明るい表情で登校してきますように。私たち教職員も元気いっぱいで出迎えたいと思います。

25.12月

 12月です。全校集会も終わり児童生徒は冬休みに入りました。もう令和7年も終わってしまいます。それにしても、この年齢を重ねるごとに月日の経過する時間が加速していく感じは、いったいなんなのでしょう。もはや絶望感しかありません。

 いきなり嘆きから入ってしまいましたが、大きな事故もなく冬休みに入ることができたのも、保護者の皆さまの御協力のおかげ、また、宮城病院関係者の皆様や地域の皆さまの温かな御支援のおかげ、そして、本校教職員の頑張りによるものと、深く感謝申し上げます。ありがとうございます。

 子どもたちにとっては、このあとは、クリスマス、お正月と大きなイベントが続きます。子どもだけではなく、年の瀬を迎えて、大人の中にだってなんとなく心がざわつくような感覚を覚える人も少なからずいるのではないでしょうか。

 この季節になると幸せな記憶がよみがえってくる人も多いでしょうが、当たり前ですが世の中そのような人ばかりではないでしょう。寒さに震え、空腹に耐え、孤独に耐え、クリスマスや年末年始のごちそうなどとはほど遠い生活を送っている、そのような人たちも当然いるわけです。

 そのような人たちにもあたたかい支援の手が伸びてくれることを、そして少しでも苦痛が癒やされることを願わずにはいられませんし、そのような社会こそが、全ての人々が安心して暮らせる社会なのではないかと思います。

 さて、児童生徒達には冬休み前の集会で、「冬休みにしかない出来事を楽しんでほしい」ということと、「規則正しく生活して1月8日には元気に学校に来てほしい」ということを話しました。季節を意識し、その季節のイベントをしっかりと楽しむことは将来に向けて大切なことです。四季の区別が怪しくなってきた最近の日本ですが、冬のイベントにはやはり、キリッと澄んだ冬の空気がつきものだと思っています。冬らしい、それでいながら穏やかな年末年始となることを願って今回のブログを閉じたいと思います。

 それではみなさま、よいお年をお迎えください

(立体的な画像になった本校マスコットキャラクターやまりんです!)

25.11月 校外学習と販売会

 11月も下旬です。蔵王の冠雪も目立つようになってきました。最低気温も0℃に近づいてきました。皆さまタイヤの交換はお済みでしょうか?インフルエンザも猛威を振るっています。本校でも罹患した児童生徒はいますが、幸いなことに学部の閉鎖などには至っていません。

 11月にも様々な行事が行われました。小学部、中学部の校外学習、居住地校学習、小学部と坂元小学校6年生との交流、高等部2、3学年の大事な大事な職場実習。先生方や保護者の皆さまだけではなく、外部の様々な方の力をお借りして行事が行われています。どれも児童生徒にとってはかけがえのない経験となるものです。御協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 そのような中で今回紹介したいのが、11月9日(日)に行われた山元支援学校の同窓会総会及び親睦会です。参加してくれたのは、平成22年度の卒業生から昨年度の卒業生、22名でした。付き添いの保護者もあわせると40名近くの参加です。同窓会の総会(役員は比較的最近の卒業生の保護者に務めていただいています)の後は20歳になった卒業生をお祝いします。最後に親睦会として、いくつかのイベントのコーナーを設置し(ボッチャやカローリングなどのニュースポーツ、カラオケコーナー)、卒業生に楽しんでもらいます。付き添いの保護者の方々はいくつかのグループに分かれてもらい情報交換の場とします。基本的にイベントコーナーには本校の先生方に付いてもらいます。先生方は20名ほどが参加しています。和やかな雰囲気の中行われた親睦会の後は、会の終わりを惜しみながらの解散となりました。

 支援学校を卒業してしまうと、卒業生同士、あるいは保護者同士のつながりがあまりなくなってしまう、と聞いています。同窓会総会を楽しみにしてくれている卒業生も多いとも聞いています。このような機会が少しでもつながりが生まれる場であれば、と願わずにはいられません。

 障害のある方が地域で生きていくとはどのようなことなのか、ということについて考えさせられる機会が多いです。「共生社会」「インクルーシブ社会」「インクルーシブ教育」等々の言葉を聞いたことのある方は多いと思います。しかし、実際にそれがどのような社会なのか、教育なのかを、具体的に思い浮かべられる人はどのくらいいるでしょう。私自身もしっかりと正確にわかりやすく伝えることが果たしてできるのか、と考えると躊躇せざるを得ません。同窓会総会・親睦会の様子を見ていて、そのようなことに思いを馳せる瞬間がありました。

 同窓会総会・親睦会に御協力いただいた、役員の保護者の皆さま、付き添いの保護者の皆さま、本校教職員、そして集まってくれた卒業生の皆さま(また来年も元気な姿を見せてください!)に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

25.10月 校外学習と製品販売会

 あっという間の10月でした、と似たようなことを前回も書いていました。本当に月日の経つのは早く、2025年も残り2ヶ月になろうとしています。

 10月21日(火)にあすなろ教室の角田中央公園での校外学習があり、現地で合流しました。外出が可能な児童生徒が3回に分かれて参加します。この日は中1と高1の2人が参加しました。あすなろ教室の校外学習は比較的あたたかい時期に3回ほど計画されています。体調面への配慮もあるので、時間にすれば移動も含めて1時間半ほど。外にいるのは30分ほどでしょうか。

 いつもとは違う景色を見たり、外の空気や吹く風を感じることで季節を感じたりと、病院にいる日常とは違う経験をしてもらいたい、というねらいがあります。病室から出ることができない児童生徒にも、少しでも病院の外を感じてもらいたいとオンラインで結んで実況をします。その際の児童生徒のちょっとした反応に先生方は気づき、注意深く見守り、次の授業を考えます。病院に長い期間入院しなければならない児童生徒の毎日が、少しでも豊かなものになるよう、先生方は力を尽くしているのです。

 

 10月23日(木)には高等部の製品販売会がありました。作業学習の一環で製作した陶器、手芸品や育ててきた野菜をフレスコキクチ山下駅前店の御協力の下、店舗前で販売するという、高等部の生徒達にとっては一大行事です。1年生にとっては初めての経験です。朝登校してきた生徒達の中には明らかに緊張している者もいました。当日は御家族のみなさんだけではなく、来店した一般のお客さんや、広報で知った方等多くの方に購入していただきました。本当にありがとうございました。快く店舗前での販売を許可していただいたフレスコキクチ山下駅前店様にも深く感謝いたします。来場し御購入いただいた、山元町役場の関係者の皆さまや学校運営協議会の関係者の皆さまにも感謝いたします。

 生徒達は充実感にあふれていました。販売の担当でないときは近辺の清掃活動も行っていたため、疲労感もあふれていました。それでも、学校に帰ってきた生徒達は本当によい表情をしていました。かけがえのない経験を積むことができたのではないでしょうか。用意した野菜はほぼ売り切ってきたのですが、手芸品や陶器についてはまだまだ残っていました。どこか他の所でも販売の機会があればいいのかな、とも感じています。

 

 急に寒くなりました。朝晩だけではなく、日によっての寒暖の差が激しいですね。学校でも体調管理に気をつけて、児童生徒だけではなく私たち教職員も過ごしていきたいと思います。皆さまもどうぞ御自愛ください。