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校長ブログ

19.ALTの先生がやってきました ~三寒四温~

 校長室だより第19号です。先週までこの2月は大きな寒波が2度やってきて、ここ山元でも積雪があり、最低気温が氷点下という日もありました。しかし今週は、予報で最高気温が10度を超える日もあれば、来週は寒の戻りでぐっと寒くなるようです。三寒四温を繰り返しながら着実に春が近づいています。

 

 今月は児童生徒の活躍の様子をテレビや新聞で紹介されることが数回ありました。10日(月)ひまわり教室小中学部23名と坂元小4年生11名による合同学習会を体育館で行いました。両校それぞれ授業で取り入れている創作和太鼓や郷土芸能の神楽を披露し合いました。震災で大きな被害に遭った中浜地区に伝わる中浜神楽を坂元神楽に融合させたという貴重なもので、コロナ禍を挟んで5年ぶりに実現した合同学習会でした。この模様は当日お昼のニュースでも放送され、後日新聞でも取り上げられました。

 

 18日(火)にはひまわり教室高等部生徒の製品販売会が、山下駅近くのフレスコキクチさんを会場に作業学習の一環として行いました。当日の気温は5度程、風も強い中でしたが、保護者や地域の方々に支えていただきながら、販売することができました。接客や会計の苦労、仲間との協力、成果物を販売して得た達成感等様々な学びがあったと思います。また一歩成長できました。この模様も後日新聞で報道されました。

 

 25日(火)から3日間、ALTの先生が本校を訪れてくれて、児童生徒と触れあいました。米国出身のとっても優しい男性の先生で、小中高すべての学部で授業に参加してくれました。4年前にも本校で指導いただいた経験があるそうで、日本語も上手な方でした。

 

 朝、小学部低学年の児童たちの靴の着脱一つとっても、この一年での成長に驚かされます。日々の地道な繰り返しの支援・指導がいかに大切かを確認できます。粘り強さはどこの学校でも必要です。

 

 3月13日の卒業式まで2週間ほどとなりました。一日一日を大切に「ほめて、くりかえして、まつ」を実践しながら児童生徒、職員と元気に学び続けたいと思います。

令和7年2月26日 山内

18.大谷選手のグラブから一年 ~LA火災を気遣い関係者に感謝する声明~

 校長室から第18号です。明日で一月は最後です。立春も近いのですが、気温は6度ほどと、まだまだ寒い日が続いています。それでも学校近くの畦道に蕗の薹を見つけたりと、春が近づいているのかもしれません。お陰様で我が山元支援は児童生徒も職員も毎日元気に学んでおります。

 

 ちょうど一年ほど前、岩手県出身の米国大リーガー、大谷翔平選手から日本全国の各小学校に野球グラブがプレゼントされました。もちろん我が山元支援にもグラブが届き、小学部の児童にお披露目しました。低学年・高学年、左・右の子どもにあったもので、グラブで遊んだようです。アメリカンリーグ本塁打王として二度目の最優秀選手賞を受賞し、エンジェルスからドジャースに移籍した直後でした。  

 

 あれから一年、大谷選手は本塁打王に加え、打点王等打撃7部門でトップに立ち、ナショナルリーグ最優秀選手賞を受賞しました。1月26日ニューヨークでの受賞記念式典には地元ロサンジェルス火災被害のため出席できず、ビデオでのメッセージとなりました。火災で家族をはじめ大切な人を失った人へのお悔やみ、消火作業にあたった勇気ある関係者への敬意、自分を支えてくれた家族や球団関係者、ファンへの感謝の英語による声明は大きな感動を与えてくれました。

 

「真のチャンピオンからの心のこもった行為」「これが私たちのMVP」「愛すべきプロアスリート」「涙を流さずにはいられない」「ショウヘイが英語でスピーチをしたのはとても勇気のあることだった」「素晴らしいスピーチ、英語も素晴らしい」と米国ファンはうれしそうでした。本当に素晴らしい選手です。子どもたちには無限の可能性があること、諦めてはいけないことをあらためて示してくれました。

 

 来週3日(月)は、ひまわり教室小学部で豆まきが予定されています。「鬼は外、福は内」が一般的ですが、京都には「鬼は内、福は外」、群馬には「鬼は内、福は内」といったかけ声の地域もあるそうです。この日は豆まきで児童生徒と先生方の健康と幸福を願う日にしたいと思います。さて今年はどんな鬼が現れるか。

 

 寒い日が続いていますが、高等部入試合格発表での中学部生徒のうれしそうな顔、採用通知書をもらって報告に来てくれた高等部生徒の、はにかんだような笑顔を見ていると心が暖かくなります。一月は一気に過ぎましたが、今年は28日で昨年より一日少ない二月で「逃げるような」はやさで進むと言われますので、一日一日を大切に児童生徒、職員と元気に学び続けたいと思います。

令和7年1月30日 山内

17.20日が大寒 ~寒い日が続きます~

 校長室だより第17号です。1年で最も寒いと言われるとおり、寒い日が続いていますが、お陰様で児童生徒も職員も毎日元気に学んでおります。

 

 今週は本校で高等部知的部門の入試がありましたし、全国的にも今週末は大学入学共通テストも行われ、冬の「受験シーズン」まっ最中です。今週は宮崎日向灘を震源とするやや大きな地震があり、南海トラフ地震の確率も「30年以内80%程度(75~82%)」に引き上げられました。

 

 今日17日(金)は防災・ボランティアの日。これは30年前の阪神淡路大震災以来制定されたものです。30年前のことはテレビで見たことがほとんどでしたが、まだ鮮明に覚えています。また、15年ほど後に同じような経験をするとは夢にも思いませんでした。能登の震災からも早いものでもう一年経ちました。まだまだ復興の途中だと思いますが・・・。

 

 正月に南三陸の実家に帰った際に、50年前タイムカプセルに入れられていた小学4年生の山内少年が書いた作文「100年後の伊里前小学校の皆さんへ」が町の同級生から届いていて、50年前の自分に会うことができました。わんぱくで先生にしかられている日々の様子が書かれていて、家族で大笑いしました。本校の児童生徒にも30年後、50年後に元気で当時の学校での様子が書かれた物を目にしてほしいと思います。

 

 来週21日(火)中学部がリンゴの枝拾いに阿部果樹園さんに、24日(金)に小学部が、30日(木)に中学部がイオンモール名取へ校外学習に出かけます。寒い中ですが、元気に校外で学びます。大事な、大事な情操教育の一環です。節分、立春まであと数日なのですが、まだまだ寒い日が続くようです。それでも栄養教諭の先生渾身のメニュー「学校給食週間の美味しい給食」の豚汁、焼き魚、スパゲッティー等を食べて頑張ります。

令和7年1月17日 山内

16.新年のスタート~巳のように~

 校長室だより第16号です。お陰様で冬休み中児童生徒も職員も皆無事で、ひまわり教室もあすなろ教室も職員室も事務室も毎日元気に学んでおります。

 

 本日8日朝、昇降口で元気に「おはようございます」「明けましておめでとうございます」のあいさつを交わして、新年のスタートを切りました。風邪等で体調が万全とはいかない児童生徒もおりましたが、インフルエンザやコロナに感染することなく、あすなろ教室もひまわり教室も全校集会を実施することができました。

 

 今年の干支は巳、蛇です。集会で「巳年の巳という漢字は実とも読むので、コツコツ努力すれば、必ず良くなる。」と話をしました。児童生徒の話を聞く態度は本当に立派で感心するばかりでした。校歌を「我が山元に未来あり」の3番まで歌いました。元気に全校集会を迎えられたことを当たり前と思わないで、心から関係者の皆様に感謝いたします。

 

 来週は入試があって新年度に向けた準備も本格化します。明日から給食も再開です。児童生徒の大好きなハンバーグやサバの味噌煮を食べて、平穏であることに感謝しながら、ゴールの3月13日(木)卒業式と3月24日(月)修了式を目指して元気に仲良く一歩ずついきます。

令和7年1月8日 山内

15.師走 ~今年を表す漢字はやっぱり「金」

 校長室だより第15号です。師走に入り、日が暮れるのも本当に早くなり、今日はここ山元でも小雪がちらつきました。

 

 12月3日に体育館で生徒会役員の任命式がありました。あれからもう一年、はやいものです。昨年も思いましたが、新役員一人一人に任命書を授与しましたが、みんな神妙な面持ちで、返事や挨拶からも役員としての決意が窺えました。聞いている中学部と高等部の生徒の姿もとても立派でびっくりしました。校長をしていてこのような任命式ができて、本当に誇りに思います。旧生徒会長から新生徒会長に腕章が引き継がれました。伝統は脈々と続いていくのでしょう。詳しい模様は写真付きで学校ブログに掲載されていますので、ご覧下さい。

 

 12月6日には、地震・津波想定避難訓練が行われました。避難経路を確保し、第一次避難・第二次避難と段階を踏んで、しっかりと避難を完了できました。震災以来、様々な職場で地震想定の訓練を体験してきましたが、本校は本当に緻密に計画され、訓練もスムーズに行われています。防災主任をはじめ、先生方の尽力に頭が下がる思いです。「被災地」の学校としてこれからも防災教育に力を入れていきたいと思います。忘れた頃にやってきますが、能登は忘れないうちに災害が再びやってきました。

 

 12月10日には、県庁やマナウェル宮城から指導主事を講師にお迎えし、ひまわり教室・あすなろ教室それぞれ授業を公開し全学部の先生方で勉強をする一日となりました。準備を進めてきてくれた先生方、特に授業を公開いただいた先生方に敬意を表します。

 

 今日は1年をふり返る「今年の漢字一字」が「金」と発表されました。昨年は「税」でした。今年もいくつか予想されてましたが、パリ五輪での日本選手が多くの金メダルを獲得したこと、お金に関する事件事故も多かったこと等が理由だそうです。過去にオリンピックが行われた年は、日本人選手の活躍があって「金」という字が選ばれていて今年が5回目だそうです。毎日元気に仲良く一歩ずつ頑張っている本校の児童生徒一人一人に金メダルをあげたいと思います。来年がいい年であるように祈ります。冬休みまであと一週間です。

令和6年12月12日 山内

14.小雪 ~やっぱり寒くなりました 18日に初雪~

 校長室だより第14号です。先週16日(土)と17日(日)の山元町は20度をはるかに超え、暑いくらいの日でしたが、週明けからは気温が一気に下がり、19日(火)には仙台で初雪が観測されるなど、やっぱり寒くなりました。それでも、お陰様で児童生徒はひまわり教室もあすなろ教室も毎日元気に学んでいます。

 

 ひまわり教室小学部5、6年生は11月7日(木)、8日(金)いわき方面の修学旅行から元気に戻ってきました。気温は15度前後で天気も良く、泳ぐ魚を見たり、自分も泳いでみたり、美味しい物だけをいっぱい食べて、小学部での修学旅行の思い出ができました。小学部1年生から4年生は、11月15日(金)に校外学習で「八木山動物園」に出かけました。当日の仙台は心配された雨もなく、気温も16度ほどで、「やぎ、ひつじ、さる」とふれあい、子どもたちは動物園めぐりをエンジョイしてきました。映像でみるのと、実際に目にするのでは全く違った感じがしたはずです。

 

 ひまわり中学部は全員そろって11月19日(火)に山元町内阿部りんご園に「リンゴの収穫」に出かけました。毎年お世話になっています阿部りんご園さん。気温はぐっと下がり肌寒かったですが、天気は良く、リンゴの収穫日和でした。大きく実ったリンゴを一人一人が、一個ずつ丁寧に収穫しました。山元町のリンゴは、宮城はもちろん、全国に誇れる美味しいリンゴです。中学部生徒達も自分でとったリンゴの味は格別だったはずです。私も生徒が収穫してくれたリンゴを食べようと思います。

 

 高等部は職場実習期間中です。生徒も先生方も、校内外で実習に活躍中です。各教室では、実習のふり返り授業も行われます。実習の感想を発表するクラス、お礼状を書くクラス等、実習帰りの生徒たちからは、また一歩ずつたくましく成長した姿が窺えます。現場での成功も失敗も生徒一人一人の心に大きな動きを与えてくれるはずです。気がつけば、3年生の生徒たちは卒業まであとわずかです。

 

 あすなろ教室は来週26日(火)に院内でふれあいコンサートが予定されています。「幸せなら手をたたこう」「糸」「もみじ」「レットイットゴー」和洋の名曲の演奏です。友達や先生方と歌や演奏をエンジョイします。これまでもこれからも、ひまわりもあすなろも豊かな情操を養う活動を続けていきます。

 

 山元町では学校の近くにある「地球村」さんのアップルパイが有名です。昨年食べてみて本当に美味しかったので今年も食べようと思います。フルーツの町山元ですね。明日22日は二十四節気の「小雪」です。冬の到来ですね。23日は勤労感謝の日です。本校の子どもたちのためにご尽力いただいております方々に心から感謝いたします。

 令和6年11月21日 山内

13.11月に入りました。~ハロウィン無事終了しました~

 校長室だより第13号です。11月に入ってもう一週間です。お陰様で児童生徒はひまわり教室もあすなろ教室も毎日元気に学んでいます。 

 10月はひまわり教室中学部、高等部、あすなろ教室は天気にも恵まれ、各方面に修学旅行を終え、無事に学校に戻りました。良い思い出ができたことと思います。詳しい様子はHPをご覧ください。あとは、ひまわり教室小学部が今週末に修学旅行に出かけます。天気予報も良さそうです。楽しみです。

 

 先週10月31日(金)にひまわり小学部17名の子どもたちがハロウィンの仮装をして「トリックオアトリート」と声高く校長室にやってきました。みんな元気にお菓子をもらっていきました。こちらも可愛らしい様子をHPでご覧ください。11月は小学部の修学旅行以外でも、施設体験や職場実習で小中高ともに校外での学習に出かけてきます。研修会や発表会、会議等で出かける先生方もおります。

 

 いちじく、ぶどう、りんごと果物で有名なここ山元町は実りの秋を迎え、「名物」はらこ飯もいたるところで見受けられます。気がつけば今年もあと55日。明日は立冬です。今年の新語・流行語大賞のノミネート30も発表されました。一日一日を大事に「元気に仲良く一歩ずつ」過ごしていきます。

令和6年11月6日 山内

12.後期がはじまりました ~選挙と修学旅行です~

 校長室だより第12号です。後期が始まってから、早いもので十日ほど経ちます。数日前から朝と帰りの昇降口で生徒会役員候補者が生徒に投票の呼びかけを行っています。国内も本校も選挙間近です。

 

 今日は体育館で生徒会役員の立ち会い演説会がありました。高等部も中学部も、会長候補も副会長候補もとても素晴らしい演説でした。何度も練習したのでしょう。感心しました。聞く側の姿も本当に立派でした。先生方の支援をしっかりと受け入れて「やまりん」らしい一体感のある集会でした。選挙結果は気にしないで、当落関係なくみんなで良い学校を作りましょう。

 

 さて、今週は「修学旅行週間」でもあります。中学部が関東方面に、高等部が関西方面にそれぞれ出かけます。天気の心配は今のところないようですので、楽しんでほしいと思います。明日は「霜降」です。昨日隣の岩手県で初霜、初氷のニュースがありましたが、ここ山元や関東・関西もまだ霜ではなく、露のままだと思いますのできっと良い旅になるでしょう。

 

 本日からあすなろの校外学習で児童生徒は3班に分かれて角田中央公園へ出かけます。しかし、残念ながら、中止となる班もあります。来月あたりに再調整していけるといいかと思います。小学部の修学旅行は来月ですので、少し先となります。今は月末のイベント「ハロウィン」を楽しみに準備を進めているところです。「お菓子をくれないと、いたずらするぞ」と言えばお菓子がもらえて、本当に平和な国、平和な時代に暮らしていることに感謝しなければなりません。子どもたちが「トリック・オア・トリート」と来たなら「ハッピーハロウィン」と返したいと思います。

令和6年10月22日 山内

11.もうすぐ前期終業式~1年の半分が終わり、あらたなスタート~

 校長室から第11号です。9月28日(土)に天気にも恵まれ学校祭を無事実施できました。披露した学校祭のテーマ「未来へはばたく学校祭」虹と鳩の横断幕は、もちろんあすなろ教室とひまわり教室全校児童生徒による共同作品でした。当日は、多くの方々にお出でいただき、児童生徒の発表をご覧いただいたり、物産品をご購入いただいたりとにぎやかな一日でした。関係者のご尽力に感謝いたします。 

 

 10月に入って通信票の準備をしたり、諸帳簿の整理をしたりと学期末だなと実感しています。給食もキノコのパスタや鮭のちゃんちゃん焼きにカボチャのコロッケにリンゴなど、秋が旬のメニューです。

 校庭の柿も例年よりも早く黄色に変わり、校木かりんの実も大きくなり、夕方5時を過ぎると校舎周辺もすぐに暗くなり、朝夕肌寒さを感じる最近は、まさに秋です。

 

 芸術の秋です。2日(火)には芸術鑑賞を体育館で行い、驚きあり、笑いあり、ちょっと悲しみもありのピエロさん達のパフォーマンスに子どもたちは圧倒されていました。ピエロさん達は言葉を使いません。その分、子どもたちの創造力や表現力が随分刺激されたはずです。テレビやネットでは味わえない、本当に一流の芸を肌で感じることができました。びり&ブッチーさんありがとうございました。

 

 実りの秋を迎えています。8日(火)に小学部の子どもたちが英果園さんにりんご狩りに出かける予定です。今年はバスを使わずにみんなで歩きます。自然に触れ合うことで、果物や生き物に関する知的好奇心も刺激されます。目に見えない情緒や表現力を養うためにも有効です。春に行った中学部の深山登山、小学部の釣り体験等自然の中で遊ぶこと自体が心身をともに健やかに安定させることができます。

 

 気がつけば早いもので今週11日(金)は、前期の終業式です。児童生徒に、前期を写真等でふり返りながら「1年の半分が終わり、あらたにスタートを切る」ことを話したいと思います。土日祝日を含め5日ほどの秋休みとなります。子どもたちも先生方も少し充電して、17日(木)の後期始業式は、全員そろって元気にあらたなスタートを切りたいと思います。私も休みを利用して、山元町特産の果物やはらこ飯を食べてリフレッシュしたいと思います。

令和6年10月7日 山内

10.未来へはばたく学校祭 ~建学の精神「師弟和熟」~

 校長室だより第10号です。9月13日(金)、彼岸近くにもかかわらず、この日も最高気温は30度を超える暑い日でしたが、やまりん集会を開催しました。ひまわり教室もあすなろ教室も、小学部から高等部の全校児童生徒が体育館に集まり、9月28日(土)の学校祭で披露する作品の共同制作を行いました。チームごとに集まって学校祭のテーマ「未来へはばたく学校祭」大きな虹が描かれた横断幕にそれぞれオリジナルの鳩を貼り付けて作りました。この全校生徒手作りの横断幕は学校祭で体育館中央に掲示します。集会の様子はこのHPにも掲載されています。ご覧ください。

 

 ところで、タイトルにありますとおり、本校の建学の精神は「師弟和熟」とされています。70年ほど前に宮城病院内の大人と子どもの患者同士が学び合ったことに由来しています。ですから、学校祭でも児童生徒と職員がお互いに力を合わせ、また学校祭にご尽力いただいたすべての方々お一人お一人のお力もいただきながら未来にはばたく学校祭を目指しています。

 

 さて、彼岸前は「本当に暑さ寒さも彼岸までなのかな?」と思っていましたが、暑さも連休中の雨で和らぎ、昨日今日と最高気温は20度ほどで、秋の気配が感じられます。虫の声も大きくなりました。新米も出まわりはじめました。今日は学校祭総練習で児童生徒の本番に向けた真剣な練習風景を目の当たりにしてとても感動しました。さらにあと二日間練習を重ねていきます。

 

 スポーツの秋です。海の向こうで、大リーグの記録を更新している東北岩手県出身の野球選手の活躍が連日報道され続けています。大谷翔平選手です。彼は昨年、日本中のすべての小学校にグラブをプレゼントしてくれました。もちろん本校にも。右利きだけでなく、左利き用の二種類。「野球しようぜ」と直筆のメッセージもありました。本塁打と盗塁の数が今日現在53-55ですが、その記録よりもグローブのことや、試合中の振る舞い、談話の内容・姿勢等に大いに惹きつけられます。十月が楽しみです。

令和6年9月25日 山内